【3月特集】「この1年、何してたっけ?」を解消!~1年の振り返り方法~
年度末を迎え、この1年を振り返ることもあると思いますが、
忙しい日々の中でさまざまなことに取り組んできたはずなのに、
いざ思い出そうとすると、
「この1年、何をやってきたんだっけ?」と手が止まってしまうことはありませんか?
1年という期間は長く、 出来事を一つずつ思い出そうとすると、
どこから手をつければいいのか分からなくなりがちです。
その結果、振り返りが億劫になり、結局やらないまま終わってしまうことも少なくありません。
1年間の取り組みを整理しないままでは、
積み重ねてきた工夫や経験が、来年度の計画や改善に活かされません。
そこで、この記事では、
頭の中だけで振り返ろうとするのではなく、
1年間の出来事を可視化するフォーマットを使って、無理なく振り返りを進める方法を紹介します。
個人で整理することも、チームで一緒に振り返ることもできるので、
この1年を振り返り、次につなげるきっかけとして参考にしてみてください。
目次
振り返りを始めるときの2つのフォーマット(使い方のポイント)
1年間の振り返りで得られた3つの効果
まとめ
関連資料
1. 振り返りを始めるときの2つのフォーマット
(使い方のポイント)
1年分を一気に振り返ろうとすると手が止まりがちですが、
思い出すための“軸”があるだけで、振り返りは進めやすくなります。
出来事を順番に整理できる“軸”として、
COROPS WEBでは用途に応じて使い分けられる
「月次版」と「四半期版」の2つの振り返りフォーマットを用意しています。
ここでは、それぞれのポイントを紹介します。
年末や年度初め、体制変更のタイミングなど、
まずは個人で整理したいときにも、チームで一緒に振り返りたいときにも、
使いやすい方を選んで振り返りをしてみてください。
▶▶【📅ファイル】1年間振り返りシートダウンロードはこちら
月次版(12カ月)~出来事を細かく整理するフォーマット~
月次版は、1年分の出来事を「月ごと」に区切って整理するためのフォーマットです。
このフォーマットでは、全体の流れを見るというより、
「この1年、どんな出来事があったのか」を一つひとつ思い出すことに向いています。
出来事を1カ月単位で区切ることで、
忙しかった時期の業務や、そのとき自然に行っていた対応を、
順番に振り返りやすくなります。
「この月は何があったっけ?」と一つずつ整理していくことで、
日々の業務の中で当たり前になっていた行動や工夫が可視化されていきます。
<特徴>
その月ごとの出来事を、思い出しながら丁寧に書き出せる
「忙しかった/余裕があった」など、活動量や密度の違いが見えてくる
その場では当たり前だった小さな対応や工夫にも、気づきやすい
<向いている用途>
まずは、この1年を思い出すところから始めたいとき
日々の業務や対応を、できるだけ漏れなく振り返りたいとき
チームで共有する前に、個人で整理しておきたいとき
四半期版(3カ月)~流れ・テーマをつかむフォーマット~
四半期版は、1年分の出来事を「3カ月単位」でまとめ、
仕事の流れや取り組みの傾向を整理するためのフォーマットです。
このフォーマットでは、個々の出来事を細かく拾うというより、
「この期間、どんなテーマで動いていたのか」
「どんな流れで業務に取り組んできたのか」を捉えることができ、
チームで共有することにも向いています。
出来事を期間にわけて整理することで、
その時期に何に力を注いでいたのかや、業務の切り替わりのタイミングが見えやすくなります。
期間全体を俯瞰して眺めることで、
仕事の進め方の変化や、チームとして力を入れてきたポイントの整理に役立ちます。
<特徴>
3カ月ごとの動きを並べて見ることで、年間の流れが整理できる
忙しかった時期や落ち着いていた時期などの“山場・谷”が把握しやすい
出来事を整理した状態でまとめられるため、共有資料として使いやすい
<向いている用途>
チーム全体として、この1年をどう過ごしてきたのかを整理したいとき
他者に活動の流れを分かりやすく説明したいとき
来年度の方針や重点テーマを検討する材料として使いたいとき
Point
「どのフォーマットから使えばいいか迷う」という方は、
以下の表を参考にフォーマットの使い分けをしてみてください。
おすすめのフォーマット
目的例
月次版
・まずは思い出し作業から始めたい
・個人の棚卸(キャリア・行動)をしたい
・出来事をできるだけ漏れなく拾いたい
四半期版
・チームで振り返りをしたい
・他者に共有したい
・年間の傾向・流れを把握したい
月次版→四半期版
・改善のテーマや構造的な課題を見つけたい
・成果・失敗の要因を整理したい
・次の方針・重点的なテーマを決めたい
2. 1年間の振り返りで得られた3つの効果
1年間の振り返りを行うことで、
単に出来事を整理するだけでなく、業務やチームの状態を捉え直すきっかけにもなります。
ここでは、実際にチームで振り返りを行ってみて感じた、
特に大きかった3つの効果を紹介します。
これらをあらかじめ知っておくことで、
振り返りを進める際のイメージも持ちやすくなります。
①忘れていた出来事を整理できる
小さな改善や、日々の業務の中で自然に行っていた取り組みは、
1年単位で振り返ろうとすると、意外と思い出せないものです。
月次や四半期といった軸で出来事を整理していくことで、
「あ、これもやっていた」「この時期はこんな課題があった」
と、記憶に埋もれていた出来事が可視化されていきます。
出来事を整理できるようになると、
自分やチームがどのように動いてきたのかを、
客観的に捉えられるようになります。
②チームで“認識合わせ”ができる
個人で振り返った内容と、チーム全体の認識は、
実はズレていることも少なくありません。
個人で整理した内容を持ち寄り、チームで一緒に振り返ることで、
実は○○さんが支えていた業務
誰がどの時期に負荷が高かったか
チームの成長ポイント
がクリアになり、個人では見えなかった情報が共有されることで、
「この1年、チームに何が起きていたのか」を共通認識として捉えることができます。
③来年の計画が“根拠ある計画”になる
1年間の出来事を整理していくと、
何月が忙しいのか
どの時期に改善が進むのか
チームの山場・谷がどこなのか
といった流れが、可視化により見えてきます。
振り返りの結果をもとにすることで、
翌年度の計画や方針を考える際の材料になり、
経験に基づいた、根拠のある検討につなげることができます。
3. まとめ
1年を振り返ってみると、想像以上に多くの出来事があります。
日々の業務に追われる中で見過ごしてしまいがちな出来事も、「可視化して整理する」ことで、
自分やチームがどのように動いてきたのかを改めて捉え直すことができます。
さらに可視化した内容を「チームで共有する」ことで、
仕事の進め方を改善するきっかけになったり、チームの理解を深めることにもつながります。
振り返りを後回しにしてしまう背景には、
他にやるべきことがあり、振り返りの優先度が下がってしまうことがあります。
振り返りに時間をつくるのは少し手間に感じるかもしれませんが、
一度やってみると「忘れていた価値」や「当たり前になっていた工夫」が
想像以上に多いことに気づきます。
実際にチームで1年間の振り返りを行った際にも、
忙しい日々の中で見落としていた出来事がいくつも見えてきました。
1年間の振り返りには、こうした気づきを含めた3つの効果があり、
来年も取り組みたいと感じるほど、得られるものがありました。
振り返りそのものが、自分自身やチームの成長実感につながる
そんな体験を、この振り返りシートが後押しできたらうれしいです。
4. 関連資料
▶▶【📅ファイル】1年間振り返りシートダウンロードはこちら
▶▶【毎月の特集記事】バックナンバー はこちら