【特集記事】“気づいたらキャパオーバー”だった私が、自分のアラートに気づけるようになった方法
以前の私は、自分の余裕がなくなっていることに 気づくのがとても苦手でした。 忙しくても、「まあ大丈夫でしょ」「もう少し頑張れば何とかなる」 と、そのまま仕事を続ける。 そしてようやく「これ、ちょっとまずいかも」と気づいた頃には、 タスクは溜まり、抜け漏れも増えて、頭も全然回らない。 気づいたときには、キャパオーバーで自分も仕事もボロボロでした。 そんな経験を繰り返す中で、キャパオーバーになることを防ぐのは 「自分のアラートに早めに気づくこと」と気づきました。 今回は、私自身の経験をもとに、 自分の危険信号(アラート)の気づくことでなにがいいのか、 どのように気づくのか、気づいた後の対処法をご紹介します! 目次 そもそも「アラート」てなに? アラートに気づけないとどうなる? 自分のアラートに気づくコツ アラートに気づいたらどうすればいい? おまけ まとめ 関連資料 1. そもそもアラートってなに? ここでいう「アラート」とは、余裕がなくなり始めたときに出てくる、 “いつもの自分との違い”のことです。 「もう限界です!」と、分かりやすく教えてくれるものではありません。 例えば、私の場合はこんなアラートがあります。 一つひとつを見ると、「え、そんなことで?」と思いますよね。 でも私の場合、こうした小さな変化が増えてきたら、 余裕がなくなり始めているサインです。 アラートは、「もう無理!」となった状態ではなく、 「このままいくと危ないかも」という予兆です。 2. アラートに気づけないとどうなる? 以前の私は、このアラートに気づいていませんでした。 タスクを忘れても、「最近忙しいからしょうがない」 説明が頭に入らなくても、「今日は集中できない日なのかな」くらいに捉えていました。 特に働き方を変えることもなく、そのまま仕事を進めていました。 でも、余裕がないまま、いつもと同じように仕事を続けていると、 さらに余裕がなくなっていきます。 そして最終的に、私がキャパオーバーになっていることに上司が気づき、状況を確認してくれました。 そこでようやく、「すみません、間に合いません」「この対応をお願いしてもいいですか?」 と、納期直前になって助けを求めていました。 もっと早い段階で気づいていれば、納期直前に業務を引き取ってもらうような、大きなリカバリーは必要なかったと思います。上司からすれば、「もっと早く言ってよ」という状態でした。 そもそも私は、助けを求めると評価が下がると思っていました。 もちろん、自分で仕事を進められるのが一番です。 でも、手遅れになってから周囲を巻き込むよりも、 早い段階で状況を伝えた方が、結果的に周囲を困らせずに済みますし 評価も下がらないと気づきました。 3. 自分のアラートに気づくコツ では、自分のアラートには、どうやって気づけばよいのでしょうか。 私も最初から自分で気づけていたわけではありません。 きっかけは、上司から言われた一言でした。 「ちっひーさんって、余裕がなくなると『~だと思います』って言うことが増えるよね」 言われたときは、あまり自覚がありませんでした。 でも振り返ってみると、余裕がなくなるほど判断に自信が持てなくなり、 「私はこう考えています」と言い切る代わりに、「~だと思います」が増えていました。 この一言をきっかけに、余裕がなくなったときに表れる、 自分の言葉や行動の変化を意識するようになりました。 自分のアラートに気づく方法は、大きく2つあると思います。 毎日記録をしたり、細かく分析したりする必要はないです。 過去の自分と、いつもの自分の違いを少し振り返るだけでも、 アラートの候補が見えてきます。 自分では気づいていない言葉や行動の変化に、 周囲の人が先に気づいていることもあります。 私も周囲に聞いてみたことで、新しいアラートを見つけられました。 4. アラートに気づいたらどうすればいい? では、自分のアラートに気づいたらどうすればいいか。 私が意識しているのは、「いつも通りやろうとしないこと」です。 Point アラートに気づいて働き方を調整したからといって、 突然、いつもの100%の力が出せるようになるわけではありません。 私は、もっと高い成果を出すためではなく、 大きく崩れることを防ぐためにやっています。 100点を120点にするというより、 このままだと40点まで落ちそうなところを、 70点くらいで踏みとどまらせるイメージです。 おまけ. 周りの「いつもと違う」に気づいてみる 自分のアラートを意識するようになってから、 周りの人の「いつもと違う」にも気づき、少し目を向けられるようになりました。 例えば上司が、 ・15分後に重要な会議が入っていてなんとなくピリピリしている ・明らかに多くのタスクを抱え、返事がいつもより淡泊 そのようなタイミングで、急ぎでもない質問を5個も6個も続けて聞いたら、 上司も余裕がなくなってしまいます。 上司も人間です。余裕がある日もあれば、ない日もあります。 だから私は、「これ、今聞く必要ある?」「質問をまとめてから聞こうかな」 「チャットで送って、時間があるときに見てもらおうかな」 と、相談するタイミングや方法を少し考えるようになりました。 もちろん、常に相手の様子を気にしながら仕事をするという意味ではありません。 ただ、相手のコンディションも仕事を進めるうえでの情報の一つだと思っています。 自分と相手、両方の状態を少し意識するだけでも、 無駄なすれ違いや、お互いのモヤモヤを減らせるようになりました。 5. まとめ 以前の私は、「もう頑張れない」と感じるまで、 自分の状態を振り返ることがありませんでした。 でも今は、「タスク忘れが増えてきた」 「説明が頭に入ってこない」 「なんか今日、仕事の進め方が変だな」 そんな小さな変化も、自分からのアラートかもしれないと思うようにしています。 常に100%の状態で働き続けることは難しいです。 調子が良い日もあれば、余裕がない日もあります。 大切なのは、調子を崩さないことではなく、崩れ始めたときに早めに気づくこと。 そして、気づいたら少し仕事の進め方を変えてみること。 それだけでも、「気づいたときにはもうボロボロだった…」 ということは減らせると思っています。 自分のアラートを知っておくことも、 仕事を上手に進めるための一つのスキルだなと感じました。 皆さんも一度、「自分は余裕がなくなると、何がいつもと変わるだろう?」 と振り返ってみてください。 6. 関連資料 ▶▶【📹動画】部下の危険サインに気づくコツ はこちら ▶▶【📹動画】セルフマネジメントのコツ はこちら ▶▶【毎月の特集記事】バックナンバー はこちら